OKANO BLAST(オカノブラスト)

MOS2 SHOT二硫化モリブデンショット

二硫化モリブデンショット

剥離を起こさず
低摩擦効果を長期間持続

過酷な環境下でも
優れた低摩擦効果を発揮

二硫化モリブデンの粒子を対象物表面に高速衝突させ、表層に固体潤滑皮膜を形成する表面改質技術です。
多様な金属材料に適用可能であり、微細・複雑形状部品にも均一な処理が可能なため、幅広い分野で活用されています。

二硫化モリブデンショット

二硫化モリブデン(MoS2)粒子を圧縮空気により高速で対象物表面へ衝突させ、その衝撃エネルギーを利用して表層内部へ浸透・定着させることで、基材と一体化した固体潤滑皮膜を形成する表面改質技術です。形成された皮膜は、MoS2の層状結晶構造に起因する優れたせん断特性により、摺動部において極めて低い摩擦係数を発現します。さらに、過酷な荷重条件や無潤滑環境下においても剥離を起こすことなく長期間にわたり安定した摺動特性を維持することが可能です。

二硫化モリブデン粒子の拡大写真
二硫化モリブデン粒子
摩擦係数0.04
密度4.8
モース硬度1
使用温度範囲−180~400℃
耐薬品性極めて良好

表面改質イメージ

二硫化モリブデン粒子が基材内部へ浸透し固体潤滑皮膜を形成する模式図

二硫化モリブデンショットの特徴

剥離を起こさず強固に密着

二硫化モリブデンショットで付与される固体潤滑皮膜は、高速衝突時に発生する連続的な熱で基材を溶融し、表面から内部にまで浸透・定着して形成されます。
そのため、一般的なコーティングのような界面で剥離を起こすことなく、長期に渡り安定した低摩擦特性を発揮します。

STEM断面観察(観察倍率×13K、名視野像)

A6065材に形成された固体潤滑皮膜のSTEM断面観察像
基材:A6065
SUS304材に形成された固体潤滑皮膜のSTEM断面観察像
基材:SUS304

バインダーを含まない固体潤滑皮膜

従来のコーティング技術とは異なり、バインダーを一切使用しないため、
二硫化モリブデン本来の層状結晶構造による優れた低摩擦特性を最大限に活かすことが可能です。

試験片 A2017 vs ボールSUJ2
A2017片における未処理、二硫化モリブデンショット、WPC複合処理の摩擦係数比較グラフ
試験片 SUS304 vs ボールSUS304
SUS304片における未処理と二硫化モリブデンショットの摩擦係数比較グラフ

加工実績品

  • ボルト
    ボルト
  • 治具
    治具
  • 歯車
    歯車
  • スライド部品
    スライド部品