高品質なショットピーニングで残留応力分布を高精度に管理します
要求される性能・改善目的に応じて最適な残留応力分布をご提案し、
異なる複数のショットピーニング工程にも充実した加工設備と工程・品質管理設備により短納期でご対応します。
ショットピーニングで導入される圧縮残留応力は、疲労強度向上・応力腐食割れ防止などに貢献できることがよく知られているため、
高度な信頼性や耐久性を要求される航空機や自動車部品などを中心に幅広い分野で利用されています。
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様々な部品に利用されています
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ギヤ&シャフト
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ばね
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コンロッド
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表面改質イメージ
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耐久性向上
表面から内部にまで高い圧縮残留応力を導入
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摺動性向上
無数の凹凸(ディンプル)を形成し油膜保持特性を改善
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アークハイトカバレージ
ショットピーニングの工程管理では、アルメンストリップと呼ばれる板材の変形量とショットによる圧痕の被覆率を数値化して管理する手法が一般的に用いられています。
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アルメンゲージ
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保持具とアルメンストリップ
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研磨材の流量管理
ショットピーニングでは、加工中の安定かつ定量噴射が不可欠です。マグナバルブと呼ばれるデジタル噴射量コントローラーは、噴射中の実噴射量をデジタル化し精密な制御を実現する装置で、0〜5kg/minを±2〜5%と高精度に制御します。
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マグナバルブ
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研磨材の粒径管理
ショットピーニングで使用される研磨材の形状と粒径管理は、加工される部品の残留応力や表面粗さに影響するため、極めて重要となります。当社設備では、振動ふるいにより一定範囲内で常時高精度に管理します。
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振動ふるい
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残留応力測定・残留オーステナイト定量測定
微小部X線応力測定装置
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深さ方向の分布測定にも対応
高い信頼・耐久性を要求される航空機や自動車部品などの残留応力の的確な把握は極めて重要です。当社ではショットピーニング前後の表面や内部の残留応力測定にもご対応致します。
電解研磨装置